今日聴いたCD

Streetnoise

Streetnoise

もしこの世で最も愛するミュージシャンを挙げよといわれたら、彼の名前を出すかもしれない。
その名はBrian Auger。

彼の音楽との出会いは「Free Soul」の中に収録された「Indian Rope Man」。

衝動的でかつ繊細なハモンドの音にすっかり魅了された僕は彼の作品を片っ端から探しまくり、買い漁っていった。

この人は1960年前後からUKでModJazzのオルガニストとして活躍していて、そのかたわら、ジャズロックキーボーディストとしてJimmy Pageと一緒にしてたり、なんと65年にはヤードバーズの「For Your Love」に参加してたり、Brian Auger's Oblivion ExpressではSteve Ferroneとかとやってたり、今はあの千手観音ドラマー(勝手に命名)Dennice ChambersとCABというバンドを結成。また、息子をドラム、娘をボーカルにすえて、地道に活動もしている模様。そのアルバムはチープだがいまだに健在振りを発揮している。

 やはりBrian Auger曲には完成されたJazzのテクニックとともに、Rock魂とFunknessがふんだんにあり、ご馳走さんといったところ。他にも名曲、名盤は彼の中にありますが、とりあえず彼の原点として、このアルバムを推薦します。妙にプログレなところがいいです。CABのメンバーとして来日し、大阪ブルーノートでの演奏の後、握手をしたときにめちゃくちゃ手が分厚かったのを覚えています。僕が持っていった彼に関する沢山のCDに丁寧に全部サインしてくれました。若い頃の彼の写真を見て「Very Young!」って二人で笑っていました。

いい思い出です。

 よって23日のイベントは、ここに予告します。一曲目かその次位に彼の曲をかけます。「Indian rope man」以外のやつを。